usako's handmade diary in Ho Chi Minh

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能登 揚げ浜塩田のお塩 

2008/09/29
Mon. 23:18

 
こちらも随分前に作ったものですが白土に透明釉をかけたものです。

釉薬を少したっぷりめにかけているので細かい貫入が見られます。




そしてこの入れ物の中に入れて使っているものは・・・

能登の日本最古の製塩法・揚げ浜塩田で作られたお塩です。




15年程前になりますが、冬の能登を旅行した時の事

能登半島を車で一周しようということになり,海岸沿いをあてもなくゆっくりとドライブ。

そこで地図に載っていたのが能登の揚げ浜塩田です。

日本最古の製塩法という看板にひかれて

人気のない真冬の海沿いにぽつりと建ったお家に立ち寄り

勇気を出してノックしてみたら、しばらくして

「なんか用か。」と一人のおじさんが中から出て来ました。

彼こそが日本で唯一残る揚げ浜塩田の塩士・角花菊太郎さんでした。

「お塩を買いたいんですけど・・・」という私に

「塩は今、無いわい。 ああ、ちょっとだけならあるけどな。」

と、本来春にしか出来上がらない貴重なお塩を少しだけ分けて頂いたのでありました。

「あの…。このお塩は何につけたら一番美味しいですか?」

と、ちょっと変な質問をしてしまった私。 焼き魚とかかなあ、と思ったのですが、

「ふむ…。そうじゃのう。…… にぎりめしじゃ!」

と角花さんは答えられたのでありました。

お塩を買って帰って色々なお料理に使ってみて、本当にその美味しさには

感激しました。お塩なのに甘いんです。

その後毎年の様に電話で注文しているのですが

最初の頃はもれなくお塩と絵葉書がセットになっていました。

絵葉書は角花さんがふんどし姿でお塩を作っている写真とかのもので(笑)

何年か経ってからは絵葉書がセットではなくなり、今ではもう手に入らない代物です(笑)

毎年、3月か4月頃に現金を書留で送っておくと、

受領書も何もなくちょっと不安になった

お塩が出来上がる5月頃、ひょっこりお塩が届くという

なんとものどかな注文方法なのであります。

ここのお塩はその後TVのお料理番組等で紹介され

一時期は手に入らないほどでした。

何回か前に注文の電話をした時、残念ながら代が変わっていました。



今でも時々近くの山に登る時、おにぎりを持って行く事がありますが

そんな時、いつも角花さんの言葉を思い出します。「にぎりめしじゃ。」

あの頃はまだ自然塩ブームの前で、あの赤いキャップのお塩が

メインの時代でしたので、その美味しさは本当に格別でした。

今では色んな所から美味しいお塩が沢山出ていると思います。

でも、私には菊太郎さんの思い出とこの美味しさの魅力は、他に代えがたいものがあり

今もずっと浮気せずに彼のお塩だけを注文しているのでありました。
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